スープのベースにだしパックを使うと風味がましておいしくなります。だしパックは簡単に本格的な出汁が取れるので様々な料理にベストマッチ。今回はだしパックの魅力とおいしいスープレシピをご紹介します。

<目次>

①スープにだしパックがおすすめの理由

・本格的なだしが取れる

・簡単に出汁が取れる

・顆粒だしとの違いは?

・さまざまな種類が楽しめるだしパック

・だしパックはどこで買える?

・おすすめのだしパックだしパックでおいしい出汁を取る方法

②だしパックでおいしい出汁を取る方法

③絶品!だしパックで作るスープレシピ

・野菜出汁パックを使った枝豆のヴィシソワース

・和風だしパックで作るゆず風味の鶏団子スープ

④だしパックを使った後の利用方法

⑤だしパックでスープのバリエーションを増やそう

スープにだしパックがおすすめの理由

だしパックとは、かつおぶしや昆布などの素材を粉末状にし、パックに入れたものです。鍋で煮出すだけで簡単に出汁を取れます。

各メーカーによって素材にもこだわりがあり、本格的な出汁を取れるので人気です。

出汁の風味がしっかりするので、スープのベースとしてもおすすめ。スープの味を活かしたコクのある味わいが楽しめます。

ここからは、スープにだしパックがおすすめの理由をご紹介します。

・本格的なだしが取れる

だしパックは、お手軽なのに本格的な出汁を取れるのが魅力。かつお節専門のメーカーなど、原料からこだわりを持っただしパックが販売されています、

だしパックは、家庭で一から作る出汁のような、風味とコクがあるのでスープに使えばプロのようにおいしく仕上がりますよ。

だしパックには、調味料が入っているものも多く、だし汁自体がスープのような味わい。具材や調味料を最小限にして、だしそのものの風味がするスープにしてもおいしいですよ。

・簡単に出汁が取れる

だしパックは、手軽にだしを取れるのが特徴。

本格的なだしは下準備や作業も手間がかかりますが、だしパックなら沸騰してから3~5分でだしを取ることができます。

調理時間がかかるスープを作るときも、だしパックなら時短になり便利!

忙しい朝食やおかずがもう一品欲しいときなど、ササッと調理したいときにはだしパックがおすすめです。

・顆粒だしとの違いは?

顆粒だしは、だしの素材を加工し粉上にしたもの。お湯に溶かせばすぐに使えるので便利です。とても手軽でよいのですが、本格的なだしを取りたい方にはものたりないかもしれません。 だしパックは素材を粉末状にし、パックに詰めてあるためお湯に溶けることはありません。そのため、だしを取った後の粉末は、ふりかけにしたり料理のトッピングに使ったりとアレンジできるのがよいところです。簡単に本格的なだしを取りたい方には、おすすめ。

・さまざまな種類が楽しめるだしパック

だしパックというと、和風だしというイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

だしパックにはさまざまな種類があるので料理によって、使い分けしてみるのもよいでしょう。

かつおだしパック、昆布だしパック、合わせだしパックなど和風だしもおすすめですが、洋風味が楽しめるコンソメベースの野菜だしも人気があります。

だしパックの食品成分表示を見れば、どのような原料が入っているのかがわかります。

自分好みのだしパックを探してみてくださいね。

・だしパックはどこで買える?

だしパックは市販されているので、食材専門店やスーパーで購入できます。

またネット通販でも購入できます。メーカー公式ホームページでは、定期便もあり通常よりお得に買え、買い忘れの心配もないのでおすすめです。

だしは、日常でも使う頻度は高く、縁起物として考えられているのでギフトや手土産にするのもよいですよ。

メーカーサイトには、ギフト商品が豊富にあります。カテゴリ一覧から探してみましょう。

・おすすめのだしパック

スープのベースにおすすめのだしパックが、焼津市の株式会社新丸正のブランド「堅魚屋」の「一番だし 本枯節と昆布のだしパック」

です。

自社生産の本格的なかつおだしと北海道産の利尻昆布と合わせ、それ以外は何も加えていません。かつおだしに使うかつおは、仕入れ担当がセリに参加し、鮮度がよく脂の少ないものを選ぶという徹底ぶり。

香り豊かで濃厚な味わいと大人気商品で、大日本水産会会長賞を受賞しています。

かつおだしのコクと、まろやかな昆布だしの合わせだしなので、スープにもおすすめです。

おすすめ! かつおと昆布の合わせだしパック「一番だし」

だしパックでおいしい出汁を取る方法

だしパックでおいしい出汁を取るのはとても簡単です。

<だしパックで出汁をとる方法>

  1. 鍋に分量の水を入れ、だしパックを投入
  2. 火にかけて沸騰したら弱火にする
  3. 3分程度煮出すと完成

だしパックは、お手軽だけでなく、調理時間も短く済みます。時間がない方や出汁を一から取るのが面倒と考えている方におすすめです。

絶品!だしパックで作るスープレシピ

・野菜出汁パックを使った枝豆のヴィシソワース

だしパックからそのまま煮込むだけのヴィシソワーズです。野菜のだしパックはやさしいコンソメ味。洋風のだしパックもひとつ用意しておくと料理の幅が広がりますよ。

<材料>(2人分)

・枝豆(茹でた状態) 100g

・じゃがいも 1個

・水 200cc

・牛乳 100cc 

・一番だしパック野菜 1パック

・オリーブオイル 大さじ1/2

・ブラックペッパー、オリーブオイル 適量

<作り方>

  1. 枝豆を塩ゆでしてサヤから取り出す
  2. じゃがいもは皮をむき薄切りにして、フライパンにオリーブオイルを入れ炒める
  3. 水、枝豆、だしパックの袋の中身を入れじゃがいもが柔らかくなるまで煮る。(枝豆は飾り用に3粒ほど残しておく)
  4. 粗熱が取れたら牛乳を入れミキサーにかけ滑らかにして、冷蔵庫で冷やす
  5. 器に盛りつけたら飾り用に残しておいた枝豆を乗せて、お好みでブラックペッパーやオリーブオイルをかける

※おすすめポイント

塩味は冷やすと味が強く感じるので温かい状態ではなく、冷やしてから味を整えてみてください。

おすすめの野菜だしパックはこちら「一番だし 野菜だしパック」

・和風だしパックで作るゆず風味の鶏団子スープ

<材料>(4人分)

白菜(外葉)4枚

にんじん 1/2本

えのき 1株

長ネギ 1本

水 1000cc

だしパック 1パック

醤油 大さじ2

塩 小さじ1/2

【鶏団子】

鶏ももひき肉 300g

卵 1個

味噌 少々

塩 少々

ゆずこしょう 3g

<作り方>

  1. 白菜はザク切りに、人参は一口大に切る
  2. えのきは石づきを落とし、3等分の長さに切る
  3. 長ネギは斜め切りにする
  4. 鶏団子は材料をすべて混ぜ合わせておく
  5. 鍋に水、だしパックを入れ、沸騰してから3分ほど置く
  6. だしが取れたのを確認して、だしパックを鍋から取り出す
  7. 白菜、にんじん、えのき、長ネギを鍋に入れてやわらかくなるまで煮込む
  8. 具材がやわらかくなったら、混ぜ合わせた鶏団子をスプーンですくい取り、鍋に入れて煮込む
  9. 鶏団子に火が通ったら、醤油、塩で味付けして完成です。

※おすすめポイント

だしパックやだしの取り方によって、味の濃さは変わります。醤油や塩は、味を調整しながら入れて下さい。

だしパックを使った後の利用方法

だしパックで出汁を取った後の出しがらは、じつはそのまま食べることができます。

かつおや昆布などのだしパックの素材は、おいしいだけではなく栄養もたっぷり。

出しがらは、だし巻卵に混ぜたり、煮物やサラダのトッピングにしたりとアレンジできます。

料理の味にアクセントがつきますよ。

出しがらでふりかけも作れます。

出しがらをフライパンで炒り、しょうゆ、みりん、砂糖で味付けするだけと簡単。

もともとの出汁の風味が効いているので、味わい深いふりかけが完成しますよ。

だしパックでスープのバリエーションを増やす

だしパックは、スープのベースにも活躍することがわかりました。スープの味がマンネリ化してきたと悩んでいる方には、バリエーションが増えるのでおすすめ。

だしパックは、を常備しておけば煮込み料理、丼ぶり料理、麺類などさまざまな料理にコクと風味を与えます。

ぜひ参考に、だしパックを活用してみてくださいね。